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暇つぶしにどうぞ! 【美容師 渡邉大樹の歴史Vol.11】

   

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こんにちは!ユートピアの渡邉です!

 

昨日からゴールデンウィークに入った方も多いかと思いますが、引き続き自宅待機・ステイホームで乗り切りましょう!

 

私も空いてる時間はYouTubeでスタッフ向けにトレーニング動画をアップしたりしてます。

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暇つぶしにどうぞ! 【美容師 渡邉大樹の歴史Vol.11】

第十一章 専門学校2年生時代

ビューティーショーが終わり、春休みを挟んで2年生に進級するのだが、春休み前に人生最大とも言えるハプニングに見舞われる事になる。

 

進級するにあたって、ワインディング(パーマをかけるときにロッドを巻く技術)のテストがあったのだが点数が合格点に達していなかった。

 

追試を受けなければいけない事になった。

 

元々不器用だった私はこのワインディングというものがすごく苦手であった。

 

最終的には国家試験の課題である20分以内に巻き終わらなければならないのだが、この時のテストは確か25分。

 

入学当初は40分くらいで巻いていたので、その時よりは大分早くなって来たのだが、綺麗に巻けない。

 

朝早く行ったり、放課後に残って練習してギリギリで進級することが出来た。

 

無事に2年生になることが出来た。

 

しかし専門学校は2年生になると本当に忙しくなる。

 

早々から就職活動が始まるのだ。

 

学校でも説明会に来てくれる美容室があったり、個人的に説明会に行ったりして就職先を探す。

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私が就職したかったのは、都内の超有名店であった。1年生の夏休みに初めて父親の美容室以外のサロンに髪を切りにいったところだ。

 

ここはなんと第三次選考まである。

 

第一次は書類審査だ。ここのサロン専用のエントリーシートに、写真館でカメラマンに撮影してもらった写真を貼らなければならなかった。

 

ファンデーションを塗って行ったことを覚えている。

 

とにかくそれなりになる様に記入し、何が良かったのかは分からないがとりあえず一次審査は通った。

 

第二審査は面接なのだが、スタイルブックを作成して自己アピールしなければならなかった。

 

毎週土日は原宿の交差点でおしゃれな女性に声をかけて写真を取らせてもらった。

 

ちなみにこの時、自分がよく見える様に引き立て役としてテッペイについて来てもらった。本当に感謝している。

 

面接は二対二だった。もう1人の人がめちゃくちゃ上手に喋っていて緊張してあまり喋れなかった。

 

「サッカーで足技は極めたので今度は手技を極めたいと思います。」というよく訳の分からないことを言ってしまったが、なんと合格していた。

 

ちなみにうちの学校から20数名受けていたがこの時点で3人しか残っていない。

 

最終面接は5〜6人同時に行われていた。

 

この時点である程度決まっていたのか分からないが、ほぼ何も聞かれずに終わった。

 

今となればもっとアピールしておけば良かったのかも知れないが、案の定不合格であった。

 

就職先が決まらないまま夏休みに入ってしまったが、モチベーションがかなり下がっていたのでほとんど遊んでいた。

 

トモローとバイト先が近かったので、終わったら毎日の様に飲みに行っていた。

 

二十歳の誕生日会もやってくれて、学生最後の夏休みは楽しかった。

 

2学期が始まってもなかなか就職活動のスイッチが入らず、クリスマス前に渋々都内に数店舗展開している美容室の面接を受けた。

 

年が明けて成人式があり、朝まで飲んで帰って「さあ寝よう。」と思ってた矢先に電話がなった。

 

「合格です。」

 

ベロンベロンの状態で就職先が決まった。

 

兎にも角にもなんとか就職先が決まり、あとは国家試験を受けるのみ。

 

学科はそこそこ得意であったが、問題は実技であった。

 

しかし、会場が自分の学校だったのでいつもと同じ感じで受けることが出来た。

 

出来はまあまあだったので安心した。

 

ちなみに前日、地元のみんなと飲みに行ってしまっていたところ、担任の先生から電話がかかって来た。

 

「明日頑張んなさいよ!ところで今何しているの?」

 

「散歩です。」

 

なんとかバレずに済んだが、先生は40人近くいる生徒全員に電話をかけてくれたそうだ。本当に感謝している。

 

あっという間の二年間であったが、いろいろなことを学べた専門学校時代であった。

 

※Vol.12に続く

 

 

 

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