暇つぶしにどうぞ！ 【美容師 渡邉大樹の歴史Vol.7】
こんにちは！ユートピアの渡邉です！
なかなか美容室に行けない方も多いかと思いますが、こんな時こそお家での髪のお手入れがとても大切になって来ます。
ユートピアではオージュア・N.（エヌドット）などのケア商品を取り揃えておりますが、市販のアイテムだけでも出来ることがあります。
それは、
・少し低めの温度設定のシャワーで髪を洗う
・なるべく上からドライヤーで髪を乾かす
の2点です。これだけでも結構違いが出るので是非試して見てくださいね！
では続きをどうぞ！
暇つぶしにどうぞ！ 【美容師 渡邉大樹の歴史Vol.7】
第七章 高校１年生時代
何はともあれ、念願の八千代高校に入学することが出来た。
そして、体育科ということで当然体育の授業がたくさんある。
中学校時代は校内でもまあまあ足は速い方だった。運動神経の悪さに少し不安があったもののワクワクしながら学校へ行った。
サッカー部もレベルの高い選手が集まって来ているのでどれだけ通用するのか楽しみでもあった。
極度の人見知りでもある私、当然クラスに喋ったことのある人はいない。しかし、中学に入学した時に近い環境だったので、また誰かが話し掛けてくれるだろうと思っていた。
また、中学時代はクラブチームだったが、高校では部活に入るので共に過ごす時間も多いので意外にも早く打ち解けることが出来た。
そして5月、悪夢のような出来事が起きた。
スポーツテストだ。
中学校の時は中の上、もしくは上の下くらいだったのだが、ここは体育科だ。
男子も女子もスポーツで生き抜いて来た逸材の中で行うのはいささか緊張するものである。
５０m走は6.8秒だった。
中学時代はクラスでトップレベルだ。
しかし、体育科では中の下であった。特に足が速いわけではないことが証明された。
さらにソフトボール投げ。これは元々苦手であったが、中学時代は中の下くらいだった。
と言うことは、このクラスでやってみると、なんと女子も含めて下から三番目だった。
男子ではダントツのビリ。
下の下だ。２０mしか飛ばなかったので仕方がないが。
高校生活早々に「運動が苦手」と言うレッテルを貼られてしまうことになる。
今まである程度得意だと思っていた。だから体育科に進学したわけだ。
とはいえまだ始まったばかり。これからいくらでも挽回出来るであろうと割り切って過ごしていった。
部活の練習も楽しかった。練習後も４００mトラックを１０周走るのを夏まで続けた。
さらに、学校帰りには中学の時に在籍していたフッチサッカークラブのユースチームの練習にも参加させてもらっていた。
とりあえずサッカーが好きだったのと、地元の友達に会えるので苦にはならなかった。
夏になると、体育科はキャンプ実習があり、帰って来た次の日からサッカー部は合宿に入る。
長野県の菅平へ行くのだが、この合宿がメチャクチャきつい。
朝6時に起床し、そのまま１０kmランニング。朝食後はボールを使ったトレーニング。
午後は宿舎から４〜５km離れたスキー場（ダボス）までランニングで向かい、２００mほどの登り坂をダッシュ×１０本。
続いてその坂を手二人組で押し車で登り、筋トレをしてまたランニングで戻る。
これを５泊6日行う。
未だにこの合宿よりも辛いことは経験したことがないので、何か辛いことがあってもこの合宿を思い出すと、
「あの時よりはマシだな。」
と思うので大抵のことは乗り越えられる。
夏休みが終わっても日々練習に明け暮れていた。
もちろんフッチにも顔を出していた。
授業は毎日２〜3時間体育がある。
この時思った。
「キツい」と。
※Vol.8に続く
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