暇つぶしにどうぞ! 【美容師 渡邉大樹の歴史Vol.5】
2020/04/12
こんにちは!ユートピアの渡邉です!
今日はヘッドスパのメニューでご来店頂いたお客様がとても多かったです。
ヘアースタイルを変えるだけではなく、リフレッシュも全力でお手伝いさせて頂いています。
お気軽に来て下さいね!
では続きをどうぞ!
暇つぶしにどうぞ! 【美容師 渡邉大樹の歴史Vol.5】
第五章 中学校1年生時代
波乱万丈だった小学校も卒業し、中学サッカーの準備のために春休みも小学校のサッカー部に参加させて頂いてトレーニングを積んでいた。
私が進学する中学校は前年度県大会でベスト8に進出した強豪校だ。
ワクワクしながら過ごしていたのだが、ある日とんでもないニュースが耳に入る。
「サッカー部がなくなるかも知れない。」
え?そんなことってある?
サッカー部がないとサッカーが出来ない。どうしようと困っていたら、
「お前、どこでやるんだ。」
と、今でも親しくさせて頂いている恩師の先生から声を掛けられた。(プライバシーのため、実名は伏せさせて頂きます。)
「いや、実は進学先のサッカー部がなくなるという噂で。」
私がこう答えると、
「じゃあ俺が紹介してやる。」
そういって、創部3年目の新しいクラブチームを紹介してくれた。
私のサッカー人生を大きく変えることになったフッチサッカークラブだ。(そんなに大きくないかも知れないが。)
中学に入学後、セレクションをかねて練習に参加させて頂いた。ちなみ都内の中学に進学したゴウヤも一緒である。
先生の紹介なので何もせずに入れると思っていたがそうは問屋が下さない。
セレクション、嫌な思い出しかない。
とはいえサッカーを続けるためにはやるしかない。
先に入会していたメンバーの中には市の選抜チームに入っていたり名前が通った人がいた。めちゃくちゃ緊張した。
しかし、ガチガチのセレクションというよりは、感覚的に通常の練習に参加しているだけなのでプレー中は普通に出来た。(後で先生に怒られたが。)
なんとか2人とも合格し、中学時代もサッカーを続けることが出来る様になった。
さて、もちろん中学校生活も始まったわけであるが、小学校1年生の時に引っ越しているため、友達がほとんどいない。
たまたま同じ小学校のサッカー部だったヤナギが同じクラスではあったが、ほとんど初対面。
最初の方は1週間くらい登校拒否もしてしまった。(サッカーの練習は行っていた。)
と言っても学校は行かなきゃいけないので胃を痛めながら渋々行き始めた。
同じクラスの人たちは皆いい人で、向こうから声を掛けてくれることが多く、友達も次第に増えていった。
他のクラスの人は知らない人ばかりだったので怯えていたのだが、ある日の朝、思いもよらぬ出来事が起こる。
「お、タイキじゃん!おはよう!」
まるで以前から知り合いのように声を掛けられる。
「お、おはよう。」
私も振り返り、返事をしたが顔を見ても誰か記憶にない。はっきり言って誰だかわからない。
自分が忘れているだけなのだろうか?しかし、小学校からその中学校に行ったのは3人だけなので忘れるわけがない。
その男はトキちゃんという。
本当に初対面だった。
それからも廊下であったりしても声を掛けてくれたりしてくれたのでだんだんと友達が増えて来た。
なぜいきなり声を掛けてくれたのかはトキちゃん本人もよく覚えてないそうだ。
さて、サッカーに話を戻してみよう。
小学校の時までうだつの上がらないサッカー生活を送っていたが、それが経験となっていたおかげかなんとなく上手いことやっていた。
2ヶ月ほど経ち、1年生のキャプテンが発表される。
当然誰がなっても気にしないタイプなのだが、まさか自分がなるとは思わなかった。
理由は、「練習を一回も休んだことがないから」である。
確かに登校拒否中も練習に来てたくらいだ。
なんとなく嬉しかったが、キャプテン翼の世界のように「キャプテン」と呼ばれるわけではないのと、自分自身なるべく波風が立たないように生きていこうとするタイプなので特にみんなと変わらないように、普通にサッカーに没頭した。
しかし、「継続は力なり」という言葉の意味を知った。
小学校の時はAチームとBチームを行ったり来たりしていた私にしてはかなりの出世であった。
※Vol.6に続く
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