髪の毛のダメージ【番外編2】
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前回作成したウィッグに、どこが傷んでるのかを調べる実験をしてみました。
先ずは、スピエラ2,2%でパーマをかけてみます。
こんな感じで20mmロッドで毛先巻き、塗布後10分間自然放置。
テストカール。それほど差が見られません。
中間水洗後。40度位の温水で1分ずつ。
ここでウィッグの右側(アイロンダメージがある方)の方がプルっとしてクリープが進んでいる感じ。
右側。
左側。
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毛先のカールが違いますね。
ドライ。
やはり、アイロンダメージがある方が良くかかってらっしゃる。
ここで想像出来る事。
その1
熱ダメージによってマトリックスが結晶化されている。
その2
スピエラはミクロフィブリル間の結合を切っている。
その3
左側(アイロンしてない方)はマトリックスの結合に引っ張られ、少しかかりが弱くなった。
その4
クリープも右側の方が進んでいるため、マトリックスはそんなにクリープしないのでは。
と、言う検証結果でございます。
あくまでもウィッグの実験ですが、U-topiaにはもっとハイダメージの方もたくさんいらっしゃいます。
チオ、システアミンよりもスピエラの方がクリープ効率が高いのは前から気になってたところです。
チオ、システアミンでウェーブ効率60~70%くらいからクリープしても効率は上がります。
だだ、それはクリープではなくて、髪の内部に残っている還元剤が還元を進めているのではないかと。
あくまでも1個人としての考えですが。
違う還元剤でも引き続き検証して行きます!
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