なべチャンネル by ユートピア渡邉大樹

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髪の毛のダメージ【番外編2】

   

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前回作成したウィッグに、どこが傷んでるのかを調べる実験をしてみました。
先ずは、スピエラ2,2%でパーマをかけてみます。

こんな感じで20mmロッドで毛先巻き、塗布後10分間自然放置。
img_1239

テストカール。それほど差が見られません。

中間水洗後。40度位の温水で1分ずつ。

img_1240-1

 

ここでウィッグの右側(アイロンダメージがある方)の方がプルっとしてクリープが進んでいる感じ。
右側。
img_1241

左側。

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img_1242

毛先のカールが違いますね。
ドライ。

img_1244
やはり、アイロンダメージがある方が良くかかってらっしゃる。
ここで想像出来る事。
その1

熱ダメージによってマトリックスが結晶化されている。
その2

スピエラはミクロフィブリル間の結合を切っている。
その3

左側(アイロンしてない方)はマトリックスの結合に引っ張られ、少しかかりが弱くなった。
その4

クリープも右側の方が進んでいるため、マトリックスはそんなにクリープしないのでは。

と、言う検証結果でございます。
あくまでもウィッグの実験ですが、U-topiaにはもっとハイダメージの方もたくさんいらっしゃいます。

 

 

チオ、システアミンよりもスピエラの方がクリープ効率が高いのは前から気になってたところです。
チオ、システアミンでウェーブ効率60~70%くらいからクリープしても効率は上がります。
だだ、それはクリープではなくて、髪の内部に残っている還元剤が還元を進めているのではないかと。
あくまでも1個人としての考えですが。
違う還元剤でも引き続き検証して行きます!

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