お・も・て・な・し
2016/02/21
このフレーズが日本中を駆け巡って、一代ブームを巻き起こしてから大分経ちました。
海外諸国と比べると、日本のおもてなし文化はかなりのアピール文化だったと思います。
しかし、本当に【おもてなし】をしている人はどれ位いるのでしょうか?
そもそも【おもてなし】って何なのでしょうか?
皆さんは、なんでんかんでんフーズの川原社長をご存知でしょうか?
博多出身で、まだ豚骨ラーメンが根付いていなかった東京で川原社長がなぜあそこまで繁盛するラーメン屋さんを作れたのでしょうか?
――ピークの時の年商は、6億円とも言われていましたね。
川原:誰が言ったか? ちょっとオーバーかもしれません。たしかに、本店は一店舗で3億円近い売り上げでした。驚異的な売り上げは10年以上続きましたよ。金沢店もピーク時、1億5千万円ほど売っていましたが、他にも物産店とかイベントとか色々やっていましたから、全ての合計です。店舗は2店舗でした。
――なぜ、そんなに繁盛したのでしょうか?
川原:確かに当時、東京では豚骨ラーメンが珍しかったのは事実です。テレビや雑誌に頻繁に出てるとか、繁盛した要因は色々あります。でも一番は、接客術です。
――稼げる接客のポイントを教えてください。
スポンサーリンク
川原:ぼくはおせっかいすぎるほどの接客をモットーとしています。たとえば、お客様が「ポストどこですか?」って聞いてくるとするでしょ。普通なら場所を教えますよね。ぼくの場合は、出してあげる。貴重な書類なら別ですが、ちょっとしたものなら「出してきますよ」と言って、その場で自転車に乗ってポストまで行きました。お客様の望む事はできる限り協力してきました。
とにかく商売の成功する基本は、人を愛する気持ちと優しさです。優しさも心の底から優しい気持ちをもってなければダメです。あとは、明るくて人なつっこくて親切なら、絶対にそのお店は流行る。でもこんな簡単な事ができない人がほとんどなんです。
という事らしいです。
これが【おもてなし】ではないでしょうか?
ポストに行く事ではなくて、お客さまを愛せること。
仕事している以上はお客様が存在します。
お客様を愛している方が日本にはどれ位いるのでしょうか?
【おもてなし】とは、お客さまを愛しているからこそ成り立つんではないかと思います。
愛している人に出来ること。
それを一生懸命して行きたいと思います。
最後までありがとうございました! ご予約・ご質問はLINEからお気軽にどうぞ!