なべチャンネル by ユートピア渡邉大樹

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黒く染めたけど黒染めはしていません。【Q&A】

   

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こんにちは!ユートピアの渡邉です!

 

3月も後半に入り、最上級生だった学生さんたちの卒業式も終えた学校が増えてきました。

 

今まで髪を明るくできなかった方たちがカラーリングでご来店いただく機会が多くなってきて、我々もうれしい限りです。

 

さて、そんな髪を明るく出来ると希望に満ちたお客さまを満足のいくヘアカラーにしてあげたいのですが、この時期になるとよく聞くフレーズが。

 

黒く染めたけど黒染めはしていません。

っておっしゃる方が非常に多いのです。

 

お客さまからすると、

 

「暗くしてもらった美容師さんが黒染めじゃないので染めたって言っていた。」

 

「1週間で落ちる黒染めで染めた。」

 

など、それぞれ言い分があるのです。

 

学生さんたちは夏休みなどの長期休暇の時は髪を明るくして、学校が始まる前に暗くする、しかしまた明るくしたくなったら明るくできる。

 

というのが理想だと思いますので、黒染めではないもので黒く染める、という不思議な文化が生まれてきてしまっているのです。

 

そもそも黒染めという概念はない?

ちょっとマニアックなお話になってしまいますが、

 

こちらはカラーチャートなんですが、2つとも左下のほうの【1】というのが一番真っ黒に染めることのできるカラー剤なのです。

 

左端の【4】から下は結構黒っぽく染めることが出来ます。

 

もちろん上に行くにしたがって色素は薄くなってきます。

 

しかし、両方のチャートを見てもどちらもここから黒染めです的なことは書いていません。

 

カラー剤の分類で黒染めという概念は特にないのです。

 

黒く染めることのできるカラー剤を総称して黒染めと言っているに過ぎません。

 

そこで重要なのは、

 

前回染めたカラーの色味が残っているかどうか?

なのです。

 

色が濃いカラー剤ほど髪に色素が残ってしまいやすいのです。

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一般的に、カラー剤の色素はカラーでは落とせないのです。

 

これは黒くした時だけではなく、例えばアッシュ系の、

こんな感じにカラーリングをしたお客さまが、次の日に真っ赤ににしたいとおっしゃったら、

 

絶対に出来ません。

 

ただ、薄い色素のカラー剤なので2週間くらいすると少し色落ちしますので、少し時間を空ければ出来るかもしれません。(そもそも写真の赤はブリーチが必要ですが、イメージとして捉えていただければと思います。)

 

仕上がりがほぼ黒くなるようなカラー剤ですと、1年経っても色素が髪に残っている可能性があります。

 

その場合はカラー剤では明るくできない可能性が高いです。

 

ブリーチをして明るくすることは出来ますが、仕上がりの色味には影響が出てきてしまいます。

※カラー剤の色素が残っている状態でブリーチをすると赤っぽくなってしまいます。そのため、アッシュ系のカラーが出来ない可能性が高いです。

 

もちろんユートピアではお客さまにしっかりと説明させていただいてから施術させていただいてますが、ブリーチをさせていただくケースがほとんどです。

 

ですので、一度でも黒っぽく染めたことがあって、現在もまだ黒っぽいのが残っている方はブリーチが必要なこともお考えいただければと思います。

 

長くなってしましましたが、黒染めに関してご理解していただければ幸いです。

 

もし、ご自分の髪について何か聞きたいことがあったらお気軽にLINEくださいね!!

 

 

 

 

 

最後までありがとうございました!   ご予約・ご質問はLINEからお気軽にどうぞ! 友だち追加
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